ハンズオンセミナー1
肩関節超音波診断ハンズオンセミナー
-明日からの診療を変えるエコーの技術-

コーディネーター: 名古屋市立大学病院 後藤英之

  超音波断層検査は機器の発達に伴う画像の鮮明化により診断精度は飛躍的に向上している。また機器の軽量コンパクト化が進み、外来診察室内やスポーツ現場での使用も可能となってきた。また、超音波検査は簡便で動的評価が可能であることも利点である。患者さんと向き合って走査しながら画像を説明すれば病気の情報をよりわかりやすく伝える事ができ、治療側だけでなく患者さんにとってもメリットが大きい。しかし、その診断精度は検者の技量に左右されるのが超音波検査の特徴であり弱点でもある。本ワークショップの目的は腱板を中心に正確な肩関節の超音波診断技量を習得するとともに、エコーガイド下の注射法なども取り上げ、明日からの診療を変えるエコーの技術を身につけることである。